私が、現在9万部の大ベストセラーとなっている「女子とお金のリアル」の著者、女性起業家の小田桐あさぎさんのことを知ったのは、2012年の9月ごろだった。
あさぎさんの2冊目の本「「私、ちゃんとしなきゃ」から卒業する本」を読んで、そのぶっとんだ考えに驚愕。
なんじゃ、この人はー!言ってることが怪しげだし、私の目指す理想とは違うよね。
まぁ私とは関係ないよね。と、思っていたのに…
それからなんだかんだあり、いつの間にかあさぎさんの魅力覚醒講座に入ってしまった。
最初、拒絶から入ったにもかかわらず、魅力覚醒講座とあさぎさんのことが大好きになってしまったの。
私は、講座を受けてから本当に楽に、生きやすくなって癒されたから。
というわけで、4ヶ月半の長期講座を卒業した今、どんな効果があったのか細かく検証してみる。
静岡でひとりで孤独→県内に気をゆるせる友達ができた
魅力覚醒講座では、受講生が地域ごとの小グループに分けられる。
そしてFacebookグループ内にその小グループのスレッドが立つの。
そのスレ内で自分の考えたことや、毎日の出来事、悩んでることなど何でもいいから、心に思った事をたれ流す。
日々書き込んでいくことで、お互いのこともよく知れるし、グループの人と交流ができる。
私にとってはまずこれがほんとに嬉しかった。
福岡から単身で静岡まで来て移住して、ほんとに友達が誰もいなかったから。
でも大人になってから友達を作るのってなかなか難しいよね。
自力で作ろうにも、どこでどうやっていいかわからないし、気が合うかどうかもわからないし、すごい途方もない努力が必要。
昔からひとりでいる方が好きなタイプだから友達欲しいとか思ってたのに、結局何の行動にも移せないでいた。
でも、この地域ごとのグループがあるってことを知ってたから、すごくこの講座には価値があるなって思って受講を決めた部分もある。
このグループの人たちとは、毎日お互いの頭の中をさらけ出すことになる。自分の考えてることを知ってもらえるし、もちろん、相手の頭の中を覗くことにもなる。
くだらないことから深刻な事まで。
仲良くならないはずがないよね。
途中でグループ変更もできるけど、私はずっとここにいることにした。
期間中は、同じグループで同じ人たちと関わり合った方が絶対に成長できるって、経験的に感じてたから。
この4ヶ月の間は私のことを知ってもらって、安心できる場所で成長したほうがいい。
そもそも、新しいところに行く勇気もあんまりなかった。
実際、もうほぼ毎日お互いの投稿を見続けていたから、いやでもお互いのことを知ることになる。
お互いの人生を応援し合う気持ちにもなれた。
そして共通の講座を受講しているから、もちろん共通の話題もある。
お互いライフステージが違っても応援しあえる友達って、すごく居心地が良い。
最初はこのグループでやっていけるかなとか、結構既婚者や子持ちの方が多かったから、私ってすごく浮いてるんじゃないかなとか感じていたんだけれど、結局そこのグループが大好きになった。
グループ内の友達とはあまりリアルで何度も会えなかったんだけれど、ほんとにみんなが一緒に4ヶ月半を駆け抜けてくれてよかったなぁって思ってる。
講座終了後に会えた友達もいたりする。
会いに行こうと思えば会える距離だから、今後もFacebookでつながって機会を作って会いに行きたいな。
漠然と不安で苦しい→自分のことを知り、自分の問題を解決できるようになった
私は何が好きか何が嫌いか。
得意なのか苦手なのか。
どんなことに心を動かされてどんなことに興味がないのか。
今、どう思っているのか。
講座にはたくさんの人がいるから、ついつい他人のキラキラ感や言動に注目してしまいそうになる。
けど、とにかく自分に集中することで色々な問題に対して解決の道が見えてくることを学んだ。
例えば、Aさんの活動や言動にもやもやとしている場合、その理由はなぜかを考えて自分のことを掘り起こしていく。
そうすると自分の思い込みや勘違い、思考の癖に気づけたりして、他人のことがどんどん気にならなくなっていく。
すぐにはできないけれど、講座を通してこういったことを丁寧に根気よくやっていく。
自分を知り、自分の課題に気づき、解決法を探してやってみる。
この繰り返し。
女性起業家と言うと、キラキラな感じがするけれど、この魅力覚醒講座では、意外とこういう地味な作業を繰り返して、それが積み重なって自分の力になっていくのよね。
例えば、私は何でもかんでもすぐ責められていると感じてしまっていたことに気づいた。
「なんで〇〇しないの?」
「〇〇終わった?」
「何してたの?」
これって受け取り方によっては責められていると感じるフレーズ。
でもこうやって書いていると、何も責められているわけじゃなくて、ただ聞いてるだけだよね。と、気付けるようになった。
どんな言葉も私の解釈次第で悪く受け取ってしまうのだとしたら、いつもフラットな視点で相手の言葉を受け止める癖をつけておいたほうがいいよね。
わかったところですぐに変えられるわけじゃないんだけど、あさぎさんに質問して助けてもらったりしながら、ちょっとずつ習慣を変えていくの。
すぐ責められていると思ってしまうんだけど、どうしたらいいのって、実際あさぎさんに質問してみた。
すでに、その責められてないのに責められていると思ってしまうことに気づいているから気づくスピードを、少しずつ早くしていけばいい。
そしてだんだん0になるんだよ。って教えてくれたよ。
人間の思考の癖はそれほどすぐには変わらないけれど、小さな気づきを繰り返していく。
これで生きるのがどんどん楽になっていくんだなぁ。
自分の漠然とした不安、怒り、悩みの塊を砕いて、少しずつ溶かしていく感覚。
本当に心が軽くなって、私の当初の目標であった心の癒しを達成できたなって思ってる。
ブログ書けない→アウトプットの習慣がついた
講座では、毎回いろんなワークもあるし、さっきも説明したようにグループのスレで毎日毎日、自分の感情を垂れ流す。
もともと読書をしてアウトプットする習慣は私の中でできていたから、それほどスタートが難しいわけではなかったけれど、さらにアウトプットをすることが軽やかになった。
アウトプットするのは良いことだという、漠然とした知識はあったけど、実際にやってみて、継続して実感するのは、ひとりだとなかなか難しい。
知識は多ければ良いわけじゃなく、身に付けて使えなければ意味がないってことも肌で感じた。
読んで、反応くれるメンバーがいるから、楽しく続けられるのよね。
ネガティブな感情は無視して蓋をしてため込む→感情への対処が上手くなった
アウトプットやワークをしているうちに不安や恐れ、怒りや悲しみなどネガティブな感情に対処するのがだんだん上手くなってきた。
やり方がわかってきたとも言える。
いろんなワークに取り組む中で、あえて昔からため込んでいる怒りを掘り起こしたり悲しくなって、毎日泣くような日々もあった。
講座に取り組むと感情の起伏が激しくなって、その後、落ち着くんだって、あさぎさんが話してた通りだった。
今はすごく落ち着いて楽になったよ。
イライラしたり悲しいことがあったとしても、自分なりの対処法が身に付いているから、ネガティブな感情を感じることをに対する怖さも減った。
感情が起こるのを止めることはできないけど、その起こった感情を感じきってその感情をうまく利用するかんじ。
次、何か落ち込んでもそれが宝になるから安心していられる。
誰にも相談できない→相談することへの抵抗が少なくなった
私が悩みに悩んで息苦しくなってしまうのって、なかなか人に相談できないことが原因でもあった。
そもそも相談ってどうしたらいいのかほんとにわからないし、悩んでたとしても、それを言葉にすることができないから伝えることもできないし。
だから悩みがないように振る舞って、すべての感情を押し殺しているしかなかった。
だけど前述の通り感情掘り起こし作業で、自分が引っかかっている部分はどこなのか、自分の課題は何なのか、明文化できるようになった。
自分で考えて行き詰まったところで、あさぎさんに質問する、またはグループの人とかに聞いてみてもいい。
そうすれば的確な答えが返ってくるし、納得できなかったら、さらに質問したりして、どうやって会話のラリーを続けたらいいのかもわかってきた。
彼に本音を話せない→彼と聞き合いができ、パートナーシップが深まった
私はこれまで何らかの命令指示を受けて「分りました」と言うようなコミニケーションしかしてこなかったと思う。
私が命令する側でもそう。
自分の意見を述べたり、相手の意見を聞いたり、異なる見解の人との意見交換を全くしてこなかったと思う。
相手に同意できなかったとしても、さらになぜそう思うのか質問をしたり、相手のことをよく知ろうともしなかった。
多少、いや、かなり納得いかなくても飲み込んでいくことを繰り返す。
そしてストレスを溜めて相手と一緒にいることができないって、なってた。
そして何度も何度も人間関係をリセットする羽目になる。
でもあさぎさんに「聞き合い」と言う考え方を教えてもらった。
話し合いっていうのは自分の意見を通すために話すんじゃなく、相手の意見を聞くため行うこと。
あさぎさんや他の人に質問することは、聞き合いの練習にもなった。
「私はこう思うけど、どう思う?」「それって〇〇ってこと?」とか、会話の中で質問するのは相手を知りたいということ。
その視点が良好な人間関係につながるって確信してる。
実際に彼との会話に聞き合いの精神を取り入れることで、より、お互いの仲が深まったように思う。
彼は私がやることには反対する事は滅多にないけど、樺沢先生の出版のコミュニティーに入るときにやってみたいけど、どう思う?と相談してみた。
月額もそれなりに安くはないから、どう言われるか心配だったけれど、以外にもすんなり応援してくれた。
そもそも相談するという行為は、あなたを信頼しています、っていう気持ちの表現になる。
彼はもともと、すごく話しをする時間を大切にしてくれる人だったから、今では私はできるだけ彼に何でも相談することにしてる。
これからも、信頼を深めたい人には、積極的に相談を持ちかけてみたいな。
周囲に気を遣い過ぎて疲れる→他の人を信頼することができるようになった
講座に入る前、アサギストの先輩であり私が講座に入るきっかけをつくってくれた、ターキーさんに言われたことがある。
「言いたいことを飲み込むクセがある。彼とも、ちゃんと話せてないよね。結婚したいと思うくらい、いい人だと思っている彼でさえも信頼できてない」
図星すぎてもう何も言えなかった…。
それで、かの有名な世界的ベストセラー「嫌われる勇気」をすすめられ、夢中で読んだ。
講座に入ると、「嫌われる勇気」は、魅力覚醒講座の課題図書になっていて。
信頼は生きていく上で、非常に重要な要素なんだとさらに痛感した。
あさぎさんは、信頼とは何か、信頼と信用の違いについても、時間を割いて教えてくれたよ。
信頼は無条件でその人を信じること。
信用は条件付きで信じること。
私たちが目指すのは、信用じゃなく、信頼。
まだまだ自分の言葉では、うまく説明できないんだけど、彼やグループの友達を信頼することからはじめて、少しづつ信頼の範囲を外の世界にも拡げていく。
すると、楽になってくる、だんだん、生きやすくなる。
そして、自分の魅力が表に現れてくる。
私は講座を受けてから、本当に楽に、生きやすくなって癒された。
これは、信頼をベースに人間関係を構築することを心がけるようになったからだと思う。
心から感謝ができない→愛を感じて感謝の気持ちがわくようになった
私、10年くらい前から愛ってなにかすごく学んでたし、理論的に、頭では理解できてたと思う。
なのに感覚的に感じることができなくて、ずっとずっと苦しかった。
やっぱり全然人を信頼してなくて、親切にされたりしても、この人私を利用しようとしてる?とか思って、ありがとうございますとか、口では言えるけど、心から感謝がわくことがなかった。
親にも1ミリも感謝してなかったし。
満たされてるフリで、ボランティアしたり親孝行したり。
でも心は砂漠みたいにカラカラで苦しかった。
講座であさぎさんから愛の器を広げること、罪悪感ワーク、親ワークを教えてもらって、はじめて愛を感じることができた。
これが、愛か!
足りなかった最後の1ピースがはまったように、愛を感じることができるようになった。
そしたら自然と感謝がわくようになって、ずっと探していたものを、見つけた気がしたの。
これは、卒業パーティーのスピーチで話した内容でもある。
静岡駅に行くだけでも人が多すぎてぐったり疲れてた私が、東京へ行けるようになっただけでもすごい変化なんだけど、前に出て話すことにチャレンジできたことも嬉しかったな。
親へ対する見方が変わったことが自分史にも反映された。
こっちの記事も良かったら読んでみてね。
【結論】本当に楽に、生きやすくなって癒された
講座による変化が、私の中では大きすぎてなかなか語り尽くせないけど、まとめるとやっぱり「楽になり、生きやすくなり、癒された」ということだと思う。
1、静岡でひとりで孤独→県内に気をゆるせる友達ができた
2、漠然と不安で苦しい→自分のことを知り、自分の問題を解決できるようになった
3、ブログに何を書いたらいいか分からなくて書けない→アウトプットの習慣がついた
4、ネガティブな感情は無視して蓋をしてため込む→感情への対処が上手くなった
5、誰にも相談できない→相談することへの抵抗が少なくなった
6、彼に本音を話せない→彼と聞き合いができ、パートナーシップが深まった
7、周囲に気を遣い過ぎて疲れる→他の人を信頼することができるようになった
8、心から感謝ができない→愛を感じて感謝の気持ちがわくようになった
全部私の心の問題で、見た目キレイになったとか、稼げるようになったとか、外から見てわかりやすい変化じゃない。
だけど、これからどんどん、外側にも変化が出てくるんじゃないかと期待してる。
19期にもOGとして参加するよ!
18期でやりたかったけどできなかったことを、やれたらいいな。
19期の魅力覚醒講座内で私と絡みたいって思ってくれた人は、ぜひFacebookで友達申請してね。
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